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注意事項

カールについて

特に注意!

クリアファイルのPP(ポリプロピレン)素材が印刷物に触れるとクリアファイル自体がカールする場合があります。
これは印刷物のインクに含まれる揮発性有機化合物(VOC)が、クリアファイルのPP素材に反応し、カールしやすい傾向にあるようです。
弊社製品に限らず、PP素材の一般的なクリアファイル全般に起こる現象です。
印刷物を長時間の放置、また印刷して間もない乾燥不足の印刷物を挟まないようご注意ください。

カールについて

PPに油性印刷物を挟み込んだ場合

外側へカールします

油性印刷物(雑誌など)にPPを挟み込んだ場合

内側へカールします

対処方法① 挟み込む印刷物をよく乾燥させる

比較的新しいパンフレットなど、乾燥しきっていない印刷物を何枚も挟むと、相当量のVOCが放出され強いカールに繋がります。
印刷物はよく乾燥(1週間〜1カ月程度)させた上でクリアファイルへセットしてください。

※インクの使用量や印刷手法により乾燥に必要な日数が異なります。

対処方法② 挟み込む印刷物はUVインクで印刷する

UVインクにはPP素材に反応するVOCが含まれておりません。
よって挟み込む印刷物のインクを変更することでクリアファイルのカールを防ぐことができます。
NON-VOCインキというインクが存在していますが、VOCが1%以下のインクが対象となり、微量なVOCに反応する可能性があります。
クリアファイルへ挟み込む印刷物はUVインクでの作成をオススメいたします。

溶着部分について

溶着部分への印刷も可能ですが、絵柄が見えにくくなる為、大事な文字やロゴなどは溶着部分にかからないようにデザインしてください。

また、溶着部分への印刷を行うと溶着時に粉状になったインクが内側に付着することがあります。

溶着部分について 分かりやすくするため、溶着部分を赤で表しています。
溶着部分に文字等がかからないようにご注意ください。

ポケット付きクリアファイルについて

テンプレート上では展開された状態でデザインするため、イメージしにくいですが、ポケット部分は仕上げの際、ファイルの内側に折り込まれるため、天地が逆になります。従って、ポケット部分のデザインは上下逆方向に配置してください。

テンプレートレイアウト

仕上がりイメージ

溶着部分について

データ作成時のご注意点

溶着部分について