ホワイト印刷について
クリアファイルの素材は透明な為、ホワイト印刷がない場合、データ上の白い部分は透明になり、カラーの部分は半透明に透けて仕上がります。
基本的に写真やイラスト、文章の後ろにはホワイトインクの印刷をオススメしております。
表と裏が異なるデザインの場合も、ホワイト印刷があれば裏側のデザインを邪魔する事なく表現でき、また、ファイルに挟んだ中身が透けにくくなります。
ホワイトインクを部分的に使用するなど、ホワイト印刷はアイデア次第で白い紙やシールへの印刷とは異なる表現が可能となりデザインの幅も広がります。
中に入れる書類を透けにくくする
後白版展開図
仕上がりイメージ
ホワイト印刷を全面(表・裏)にすることにより中の書類は透けにくくなります。
逆に、ホワイトを印刷しないと、中の書類は完全に透けます。
※判りやすいようにホワイトインクを で表しています。
※ホワイト印刷した部分は完全な不透明にはなりません。
白を引かない部分だけ透けます
後白版展開図
仕上がりイメージ
表面は右上のロゴ部分と中心のイラスト部分にホワイト印刷をし、裏面は全てホワイト印刷をしています。
ホワイト印刷をしていない部分は透明になりますので、表面から見てホワイト印刷をしていない部分だけ、中の書類が透けます。
※判りやすいようにホワイトインクを で表しています。
※ホワイト印刷をした部分は完全な不透明にはなりません。
白を利用して文字を入れたりする事もできます
後白版展開図
仕上がりイメージ
表面は右上のロゴ部分と中心のイラスト部分にホワイト印刷をし、裏面はロゴのみホワイト印刷をしています。
表・裏面共に透明部分ができ中の書類が透けます。
このように、後白版を工夫することにより、デザイン性の高いクリアファイルとなります。
※判りやすいようにホワイトインクを で表しています。
※ホワイト印刷をした部分は完全な不透明にはなりません。
ホワイトインクの実際の見え方
※下記の写真は全てグレー(K60%)の用紙の上で撮影しました。
ホワイトインクを使用しない場合、写真右側のように背景の紙が完全に透けて見えます。イメージとしてはステンドグラスのような感じになります。
ホワイトインクを使用することで、写真左側のように背景が透けにくくなり、必要な部分のみ素材(クリアファイル)の効果(透明)を活かすことが出来ます。
ホワイトインク部分は基本的にはK100%(濃度100%)をおすすめしています。Kの濃度が低い場合は白インクの濃度も低くなってしまいます。例えばホワイトインク部分がK50%の場合はホワイトが50%となり、薄い部分はきれいにホワイトインクがのらず下地の素材が出てしまいます。
ホワイトインクの濃度が異なる場合
ホワイトデータがK100%の場合
ホワイトインクのみ
ホワイトインクのグラデーションはCMYKのグラデーションのようにきれいな色の濃度差が表現できません。したがってグラデーションの下にホワイトインクを使用する場合は、基本的にはK100%(濃度100%)をおすすめします。もしくはグラデーション部分のみホワイトインクを無しにするときれいに仕上がります。
ホワイトデータもグラデーションの場合
カラーデータのみグラデーションの場合
ホワイトインクのみ
ホワイトインクを使用しない場合、背景の色が完全に透けて見えます。イメージとしてはステンドグラスのような感じになります。
カラーデータの濃度が異なる場合
カラーデータがグラデーションの場合